砂上の時の支配者
作詞:tatto
走る宵月
消えていく フィルカドの灯(あかり)
独りもがいた
絡み付く静けさを
誰も居ない交差点の青赤の点滅
横断歩道の白の上
立ち止まり見上げた空に溶ける星は
刹那は今君の物だとうそぶく
明ける帳(とばり)に
コカブも霞みゆく
駆け上がった跨線橋(こせんきょう) 続く線路の先
明け遣らぬ空には ポラリス
架線にとまるカラスが丸い瞳(め)で鳴いた
砂上の時の支配者はお前だ
Ah 孤独になれた
この時この場所で
どんなときも
それがたとえ刹那で
砂上の時だとしても良いさ
世界はまだ眠りの中
僕は今 この時 世界の支配者
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